プロジェクトマネージャ試験は3回目の受験で合格した。1回目は、午前、午後1は、合格点に達していたが、午後2の論文が
B評価で合格できなかった。2回目は油断もあったのか、午後1で、落ちてしまった。論文は良く書けたと思っていたので、もったいなかった。3回目は、満を
持して、挑んだので、受かるべくして受かったと思う。
具体的には、PMBOKの知識が非常に役に立つので、これを読むのが一番良いが、ボリュームがありすぎる。私は、「システム開発現場のプロジェクトマネジ
メント教科書」(佐藤創 著・テレコムリサーチ社)を購入して読んだ。この本は、PMBOKの内容を開発現場目線で分かりやすく解説してくれている。ま
た、「プロマネ失敗学」(拜原正人
著・日経SYSTEMS)も一読をお勧めする。プロジェクトには、失敗がつき物であり、その対処経験の実事例が豊富である。
午前・午後1に関しては、過去問と類似の問題が良く出るため、過去問集を買ってきて、3~4年分を繰り返し、解いた。わか
らない問題は何度もやって、理解に努めた。午前はおそらく6割方は、過去問とほぼ同様の問題が出るため、これで十分、合格点に達するはずだ。午後1は、4
問中2問選択である。以前は3問だったので、時間的には余裕がある。。問題の選択には時間をかけず、直感で、自分の知識・経験等に近いものを選ぶ。問題文
は結構長いが、問題文中に多くのヒントが隠されており(いかにもこれを指摘してくれ、という表現が多い)、そこにアンダーラインを引きながら読む。解答
は、20~30字程度で答える問題が多いが、あらかじめつけておいたアンダーラインの箇所を参照しながら、該当する部分を指摘する。解答を書く際は、プロ
マネ独特の言い回しがあり、例えば「納期遅延」「品質低下」「初期不良」「コスト超過」等々、これらの用語がスラスラ書けるようにしておく必要がある。こ
れも、過去問の解答を覚えておくことで対応できる。
そもそも、プロマネとして、取るべき行動とは?と言うスタンスを明確に理解しておかねばならない。プロマネは、プロジェク
トのマネジメントに専念するべきである。つまり、品質、費用、納期に関して、計画を作り、その達成に向け、チームをマネジメントすることである。チームの
状況を常に把握し、計画をはずれそうになる兆候をつかんだら、それを計画に戻すよう工夫するのが本来業務である。予期せぬ事象が発生して、計画通りに進み
そうにない場合は、プロジェクトオーナー、ステークホルダーと調整し、計画変更をしなくてはならない。プロマネ自らが、チームの中に入って作業するのでは
ない。これは、テクニカルエンジニアに任せるべきである。この理解が乏しいと、プロマネが「エンジニア視点」になってしまい、論文もその論調になる。これ
では、絶対に合格点は取れない。私が、1回目の試験で失敗したのは、「エンジニア視点」で論文を書いてしまったためである。
さて、やはり午後2の論文について。最初に、自分の関わったシステムの概要を述べる必要があるので、あらかじめ用意しておく。プロマネという形で関わった
ものでなくとも、なるべく、そのシステムの企画、開発や運用、保守などに精通しているものが良い。私の場合は、IP電話システムの企画、プロマネに近い業
務に関わっていたので、それを題材にした。400字程度で、概要を説明できるようにしておく必要がある。また、書き出す前に、20分くらいかけて、論文の
骨子・展開、キーワードを書き出しておく。
その後は、前述したとおり、「プロマネ視点」を忘れずに、ひたすら書いていこう。その際、PMBOKの理解ができていれば、十分合格点に達するものができ
るはずだ。
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